自己破産をすると家や車はどうなる? | 債務整理についてのマメ知識をまとめた「みんなの気になる。まとめ」

  1. HOME
  2. みんなの気になる。まとめ(コラム)
  3. 自己破産をすると家や車はどうなる?

自己破産後の資産

債務整理の一つである自己破産は借金の返済義務を法的に免除されるものですが、その代わりに一定の財産を手放さばければなりません。
特に、家や車のような財産はどうなるのか?という疑問をお持ちの方が多くいらっしゃるので、ご説明いたします。

車に関して

査定額等によって扱いが変わります。
所有している車の査定額が20万円を超える場合には処分しなければなりませんし、ローンが残っている場合も所有者はローン会社となるため、一般的には手放すことになります。
ローンが完済していて、査定額が20万円以下の場合は手放す必要はありません。

自宅に関して

こちらも手放さなければいけないケースがほとんどです。
自己破産をすると、自身が所有している不動産はすべて処分しなければなりません。
賃貸で住んでいる家の場合は所有権が自身のものではないため没収されることはありません。
ただし、自宅として使用していない賃借不動産は、手放さなければなりません。

自己破産に関するまとめ

自己破産をすることは返済義務がなくなるという大きなメリットがありますが、一定の財産は処分の対象となります。
以下にまとめましたので、ご参照ください。

【自己破産で手放さなければならないもの】
1、20万円を超える預貯金
2、査定額が20万円を超える車
3、自身が所有している家
4、自宅として使用していない賃借不動産
5、20万円を超える生命保険の解約返戻金

【自己破産で残せるもの】
1、99万円以下の現金
2、20万円以下の預貯金
3、携帯電話、パソコン等
4、査定額が20万円を超えない車
5、自宅として使用している借家
6、年金
7、20万円以下の生命保険の解約返戻金

広告募集中

PAGE TOP